プロ野球 評論家の順位予想が当たらない
プロ野球には大勢の評論家がいるのに、そのペナントレース予想が大いに外れるのはなぜなのでしょうか。優勝チームを当てる評論家はそこそこいますが、セとパの両リーグの順位まで正確に当てられる人はほとんどいません。
評論家は野球界を知り尽くした人たちですから、投手力や資金力などである程度の予想は立てられます。新人や外国人選手など、シーズンが始まってみないと分からない条件があるので、完全な予想を立てるのは難しいにしても、順位結果の半分程を当てるのはそう難しくないと考えられます。
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ただ、評論家はほとんどが元選手です。自分が在籍していた球団には愛着も人脈もあります。シーズン前から自分の古巣を最下位に予想するのは、心情的に忍びないでしょう。また古巣を重点的に取材する評論家も多く、仕事をしやすくするためにも、なるべく上位に予想しようとする心理が働きます。
実際、ある年の横浜ベイスターズの予想を見ると、ベイスターズと前身の大洋ホエールズ出身の評論家は、誰一人最下位にしませんでした。4位か5位に挙げた人がほとんどで、例え戦力不足と判断しても出身球団は最下位にしないのが、ある種の不文律になっているようです。
最下位予想が外れてしまうと、自然ともうひとつ順位が外れます。これだけで6球団中2球団は外れてしまいますから、評論家の予想が難しいのも理解できるでしょう。出身球団をひいきするのはしがらみともとれますが、古巣を応援する思いはファンと同じです。
評論家の順位予想は当てようと狙う一方で、「古巣よ、最下位にだけはなってくれるなよ」との思いが込められた、理性と願望の入り混じったものと言えます。ですから、順位予想は半分当たれば大したもの、と思っておく位が丁度いいかも知れません。
ブックメーカーで人気が高いのは日本人が活躍するプロ野球
世界中でインターネットを利用している人の数は膨大な数になっています。
一昔前までなら自宅のパソコンを使わなければ利用する事が難しかったはずですが、現在はスマートフォンなどを利用すれば屋外屋内問わず利用する事が簡単です。その恩恵は様々な分野に及びますが、それに伴いブックメーカーの形も変わりつつあります。
最近よく耳にする事が多くなってきたブックメーカーは、一番わかりやすく言えば競馬の延長です。ただ、対象となるのが馬の勝負というだけではなく、スポーツ全般、時には政治の行方なども案件となります。
ブックメーカーは入金から出金まで全てインターネット上で行う事ができますので、日本でも自宅やその他どこにいても参加する事ができる手軽なギャンブルの一つです。なかなか日本人にとっては馴染みが薄いため、本当に勝つことができるのか心配になる事もあるかもしれませんが、まずは自分にとって興味が高く、知識を持っている対象に賭けていくことが重要です。
そこで人気なのがスポーツになるのですが、スポーツの中でも競技人口が多い方が勝ちやすくなっています。世界中で多くの日本人選手が活躍をしていますが、人気と競技人口が多いスポーツの一つがプロ野球です。
プロ野球は長年日本で愛されているスポーツの一つですが、プロ野球の場合は日本の場合全部で12球団しか存在しませんので、ブックメーカーで勝敗だけを予想するのであれば比較的簡単です。
贔屓しているチームがあるのであれば、その分選手の情報なども知っていることが多いはずですので、より難しい案件に対しても挑戦しやすいかもしれません。最初は勝ちやすい勝負をして、資金に余裕が出てきたらたまに大きな勝負に賭けてみるのがブックメーカーの正攻法です。
キャッチャーの強肩とリード プロ野球優勝の必要条件
キャッチャーと言うポジションは草野球では比較的地味なポジション扱いをされています。顔もマスクをしてよく分からないし、守っていてもピッチャーの球をとるだけの様にしか見えません。ところが、プロ野球の世界でキャッチャーと言うポジションはピッチャーの次に大切なポジションとされています。さらにはプロ野球チームの優勝はキャッチャーの能力によって大きく左右されると言われています。キャッチャーのリードや思考を理解できれば、プロ野球の奥深さが理解できることでしょう。ではその「キャッチャーの能力」とはどのようなものがあるのでしょうか。
まずはじめに考えられることとして「強肩」があります。強肩と言うのはできるだけ速い球を投げ、かつ狙ったところに確実に届く能力です。これについてすぐ思いつくことが「盗塁の阻止」。これには二塁へ盗塁するランナー対して、腰を下ろした状態から素早く立ち上がって40メートルほど離れた二塁ベース付近へ確実に投げられる力が必要です。
もう一つ重要な能力として「リード」と言われています。チーム内でエース級で絶好調のピッチャーばかり揃えることができれば良いのですが、そう簡単にはいきません。エース級ではないピッチャーに投げさせるときやエース級でも調子が悪い時に、キャッチャーのリード能力が勝敗に大きく関わります。ピッチャーの状態とバッターの状態、そしてゲームの流れを総合的に判断して「アウトにできる投球」を提案していきます。
もしこの二つの能力が高いキャッチャーがいれば、相手チームの盗塁が減り、ピッチャーの勝率が上がります。このような状態がシーズン中続くことになれば、優勝できる確率も高くなるのです。
守備や走塁のスペシャリストはプロ野球のチームが勝つために必要
プロ野球の花形といえば投手はスピードボールや奪三振、打者はヒットやホームランでしょう。しかし、どんなに魅力的な選手がいたとしても、チームの勝利が少なければファンは満足することができません。そのため、投手のスピードボールや奪三振、打者のヒットやホームランも大切ですが、チームを勝利に導くための守備や走塁が重要と理解しておくべきです。まず、守備がしっかりしているチームは失点が少ないため、それだけで勝利に近づくことになります。
また、適切な走塁をしていればランナーは進塁する確率が高くなるため、得点に結びつきやすくなります。このように守備や走塁はチームの勝利に大きく影響するため、プロ野球の各チームはスペシャリストが存在しています。守備のスペシャリストや走塁のスペシャリストの全員がスタメンで出場しているわけではありません。チームがピンチの時や得点が欲しい時によく途中出場するため、試合を決める局面や終盤で見かける機会が多くなります。堅実な守備や攻めの走塁はプロ野球選手だからといって、誰でも可能なわけではないです。
しかし、スペシャリストはそれを当然のようにやってくれるため、出場した場合は多いに期待しましょう。また、守備と走塁両方のスペシャリスト、そこに打てる能力の高いスペシャリストなど、プロ野球には驚くべき選手がいます。ですから、応援しているチームはあるでしょうが、各球団のスペシャリストの活躍もチェックすると良いです。